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19世紀後半 ロンシャン サマリテーヌ ティエール(蓋なし)  田舎の風景柄

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15,500円

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こんにちは。 1830年、近郊のオーソンヌの建築請負業者クロード・ファル・マティロンがブルゴーニュ地方、ロンシャンの町にタイル工場を設立のがロンシャンの陶器の歴史の始まりで、その3年後に陶器工場を増設しました。 1847年、この工場は41人の労働者を雇用し、売上高は16950フランでした。 1862年、建築家で、1866年に会社を引き継いだ息子であるファル・ブロンドによって拡張されましたが、2年後工場は売却されました。 1868年、ファイアンスリー・エ・チュイルリー・ドゥ・ロンシャン(ロンシャン陶器と瓦工場)を作った二人のエンジニア、マルセルとロベール・シャルボニエ兄弟は、生産を改善し、ディジョンの芸術家(トロショー、マリー、ギョーム、ダマン)と協力して模型や装飾品を作成しました。 1880年から1912年のRCの刻印はロベール・シャルボニエーの時代のものだそうです。 Lの字を長くデザインした刻印は、1912年から1945年までの、ロベール・シャンボニエーの後を継いだ娘婿のゲータン・モワザンの時代のものだそうです。ロベール時代から引き継がれたテーマ、モチーフも制作されたそうです。 またロベールの息子のエドワード・シャルボニエーはサラン窯を買収したそ うです。 1914年、病院用の食器を製造するために「軍需産業」に分類されました。 戦争が終わるとすぐに、モワザンは百貨店プランタンのプリマベーラ工房と協力するなどして、工場の近代化を続けました。 1945年、彼の死後、未亡人と息子たちが会社を引き継ぎ、1947 年に装飾、造形、造形の専門学校を設立しました。 1964年、同社の従業員は230人、年間400万個を生産し、主にデパート(サマリテーヌ、ギャラリー・ラファイエット、ボン・マルシェなど)で販売され、15%が米国と約20の国々の外国で販売されました。 1975年から 1980年代末までの間買収が相次ぎ、1990年にビレロイ&ボッホによって買収され、その後2009年に完全にその歴史を閉じました。 こちらは「ソシエテ・シャンペトル EC  サマリテーヌ」のマークがあります。創立者ロベール・シャルボニエの息子エドワード・シャルボニエ時代のものだと思いますが、ロンシャン窯になるのか、サラン窯なのかわかりません。 近年LVMHグループが買収、リニューアル・オープンしました、パリの老舗デパート、1870年創業のサマリテーヌの別注のサーヴィス(食器一式)のようです。 生成色のテール・ド・フェールの陶器に、グリーンがかったブルーのデカルコマニー(転写画)で田舎の風景が描かれたシリーズです。 にわとりときじ、大木と空を舞う小鳥も描かれています。 美しい構図の、牧歌的な、可愛らしい食器です。 こちらはティエール、ティーポットなのですが、残念ながら蓋がありません。ピシェやキャッシュ・ポ(プランター)などとしてお使いいただけると思います。 直径17cm 幅24cm 高さ16cm 重量900g 価格は商品代7750円、フランスからの送料7750円です。

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