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こんにちは。
フランス東部、陶器やクリスタルの製造が盛んなロレーヌ地方のペクソンヌでは1720年から陶器の制作が始まりました。
不幸なことに100年の間に7回所有者が変わったそうです。
1836年ニコラ・フネルの所有になり、1857年ニコラが亡くなると、彼の子供達が跡を継ぎ、会社はフネル・フレール(FF フネル兄弟の意味)になります。
1870年以降、戦争の影響でサルグミンヌからの移民を迎え、ペクソンヌ窯の陶器の品質は進化しました。近代的な炉が置かれ、色の付いた陶器生地は白い生地に取って代わり、釉は透明になりました。
バカラーバドンヴィレー線の鉄道がひかれ、労働条件の改善もあり、ペクソンヌ窯の発展を促進しました。
1897年ペクソンヌブランドを登録し、1900年には400人を雇用し最盛期を迎えます。食器からタイル張りのストーブまで生産しました。
1953年に窯の歴史を閉じたそうです。
19世紀のお品だと思います。
ファンタジーと名前がついています。
フルー・ブルー(ぼやけたブルー)のデカルコマニー(転写画)でアカンサスとアイビーの葉をバックに、デフォルメされたタッチの小鳥が飛んでいる様子が描かれたコンポティエと、プラ・ア・ガトー(ケーキ・プレート)のセットが入荷致しました。真ん中にはちょうちょも飛んでいます。
ケーキとフルーツのお茶の時間に、そのままでも絵になる美しい食器達です。
2点セットの販売に致します。
2点とも経年による変色が多少あります。チップ、ラインはありません。
コンポティエ 直径22cm 高さ11cm 重量600g
プラ・ア・ガトー 直径21、5cm 高さ4cm 重量350g
価格は2点セット商品代10550円、フランスからの送料6350円になります。