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こんにちは。
フランスアンティークの世界で、いまもなお愛され続ける名窯――それがジアン窯です。
1821年、モントロー窯を経営していた一族の出身、トーマス・エデム・ウルム(別名アール)によって、ロワール河畔の町ジアンに創立されました。
当初は実用的な陶器づくりから始まりましたが、やがて名家のためのテーブルウェアや石油ランプなども手がけ、洗練された器の世界を築いていきます。
その装飾の源は実に多彩。
18世紀のルーアンやマルセイユの伝統様式、イタリア・ルネサンスの華やぎ、イギリスのウェッジウッド、ドイツや中東の陶器文化――。
さまざまな美意識を取り入れながらも、手の届く価格で提供したことが、多くの家庭に広がった理由でした。
一方で、才能ある芸術家たちとのコラボレーションによる新しい装飾や一点物の制作にも挑戦。
伝統と革新、その両方を併せ持つ窯へと成長します。
19世紀には、
クレイユ・エ・モントロー、
ロンウィ窯、
サルグミンヌ窯、
そしてボルドー窯と並び称される存在に。
1855年から1900年にかけての万国博覧会でも数々の賞を受賞し、生産は最盛期を迎えました。
そして何より特筆すべきは、
ジアン窯が現在もなお存続する数少ないフランスの陶器窯のひとつであること。
19世紀のアンティーク食器に宿る優雅さと、今へと続く伝統。
その一枚には、時代を超えて受け継がれるフランスの美意識が息づいています。
日々の暮らしに、静かな華やぎを添える存在として。
ぜひ、その物語とともにお楽しみください。
こちらのマークは1938年のものだそうです。
素朴な味わいのジアン窯の戦前のオーヴァル・プレートが入荷致しました。
パッと見、南仏陶器にプロヴァンス・イエローの釉薬をかけたのテール・キュイット(テラコッタ)の様です。
重厚な陶器がリュスティックな魅力を醸し出しています。
美しい楕円形の形状と、アイヴォリー色の釉薬以外は装飾もないシンプルな大皿です。
南仏食器や、耐熱陶器のテリーヌなどとコーディネートして使いたいお皿です。
お得意のお料理や、お好きなデザートにお使いください。
経年により良い感じにパティネ、古色をおび、多少の貫入があります。
そんな状態のアンティーク好きの方にお勧め致します。
長さ 幅 高さ 重量1200g
価格はフランスからの送料9750円込みになります。