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19世紀後半 バドンヴィレー ジャルディニエール ブロ ルージュ

15,500円

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こんにちは。 フランス東部の、バドンヴィレーの陶器の歴史は1828年に始まりました。農民だったニコラ・フナルは、1719年創業のペクソンヌ陶器工場のオーナーになりました。 1857年、彼が亡くなると、子供達と甥達が彼の後を継ぎ、フナル・フレール (FF) を創設しました。 甥の一人であるテオフィル・フナルはその後、バドンヴィレーに自身の工場を設立しました。 彼の工場はペクソンヌにある彼の家族の工場と競合していました。 設立後すぐに、工場にはすでに300人を超える従業員が働いていました。 バドンヴィレーの近郊では、ペクソンヌ、リュネヴィル、サンクレモン、サルグミンヌ、ニデルヴィレーなど陶器や、バカラ、ヴァレリスタールなどガラスやクリスタルの生産が盛んで、2世紀に渡る経験がありました。 これはロワールの森林が良く管理され、窯に必要な薪を供給出来たからだそうです。そのほか粘土やカオランなど必要な原材料は現地から運んできたそうです。 1905年にテオフィルが亡くなった後、息子のエドゥアールが跡を継ぎ、最盛期には1000人が働いていたそうです。 1921年、フナル家はリュネヴィルとサンクレマンの陶器工場を買収、エドゥアール・フナルが管理し、バドンヴィレール陶器工場は息子のベルナールによって管理されました。 エドゥアールは1938年に亡くなり、バーナードは第二次世界大戦中に戦死し、後継者のジルベールが跡を継ぎました。 ジョセフとピエール・ムージャン兄弟や、ジェオ・コンデなど有名な芸術家がバドンヴィレーの芸術作品を制作しています。 1963年、バドンヴィレー、リュネヴィル、サンクレマンの工場が 1つの会社に合併されました。 1980年代、フナルグループはサルグミンヌ (FSDVグループ サルグミンヌ、ディゴワン、ヴィトリー・ル・フランソワ) と提携し、現代スタイリストと協力して制作を続けました。 バドンヴィレーの工場は1990年に閉鎖され、生産はサンクレマンのみに集中されました。 19世紀後半に人気で、いろんな窯で製作されたデカルコマニー(転写画)で描かれたジャルディニエール・シリーズ、こちらはバドンヴィレー窯製、ルージュのジャルディニエール柄のブロ、サニタリー用の水差しです。 同じくこの時代に流行した、丸く、重心の低い形の水差しです。 ピヴォワン、ダリア、エグランティーヌなどの花々が描かれた、華やかな器です。 バスルームのインテリアに、切花や鉢植えに、お好きにお使い下さい。 底の内側から外側にブルーのしみがあります。それ以外は綺麗な状態です。 直径17cm 幅21cm 高さ16cm 重量750g 価格は商品代7750円、フランスからの送料7750円です。

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