SOLD OUT
こんにちは。
テール・キュイット(テラコッタ)はグレと比べてもろいのですが、シリカが入らず、低温で焼き上げるため、当時の燃料だった薪が少なくてすみ、低コストで製作できたため、すぐに家庭用品としてとして広まったそうです。
赤や黄の粘土が使用され、多孔性を補い、防水と焼き具合の確認のためエタンの入った不透明な白い釉薬で覆われました。
キュ・ノワール(黒いお尻の意味)のユスタンシル・ド・キュジーヌ(キチン用品)の製作は18世紀前半、北フランスノルマンディーのルーアン窯のポール・コシーがマンガンの入った濃い茶色の釉薬を発明し、より丈夫で、低価格、見た目も美しかったためアール・ポピュレール(民芸品)として、最初は西のノルマンディー、ボーべ、メーヌ、その後中央フランスのロワール地方、アンジュー、トゥーレンヌ、オルレアンなどに製作が広まったそうです。
実用品でそれゆえに壊れることの多かったキュ・ノワールはファイアンス・
フィヌに比べて、当時は多く製作されましたが、現在ではよりレアなアイテムです。
こちらは作りから見て、18世紀または19世紀前半のお品だと思います。
内側は白の釉薬、外側はマロン色の釉薬で覆われた、キュ・ノワールのピシェ、水差しが2サイズ、2点入荷致しました。
底を見るとほぼ正円ですが、上から見ると楕円形に注ぎ口がついた形です。取っ手から45度の位置に注ぎ口がありますが、また楕円形の、Mは長い方に注ぎ口が、Lは短い方に注ぎ口が付いていてそれぞれ違います。昔の手作業ならではの味わいのある、素朴なピシェです。
穀物などの軽量用に使われていたのか、または水代わりにも飲まれていたワイン用だったのか。1から2リットルのたっぷりサイズです。
古く、使い込まれた味のある状態です。
そんな状態がお好きな方におすすめいたします。
MとL2点入荷致しました。ご注文時にご希望のサイズをお知らせください。
Mの方は上部縁にチップとそのからのラインが3ヶ所あります。
M、Lともに底縁にチップが1ヶ所づつあります。使用に問題はありません。
M 直径 13cm 17cm 18cm 重量900g
L 直径 14cm 幅 17cm 高さ 21cm 重量1000g
価格は1点、フランスからの送料9750円込みになります。