



















こんにちは。
サルグミンヌ の陶器製作所は1790年から20世紀後半まで、フランス東部、ドイツ国境沿いのサルグミンヌ の町で発展しました。
約200年の間に、フランス革命期に生まれた小さな家族経営の工場は、大きく前進し、楽しく、色鮮やかな製品のファンは世界中に広がりました。
ポール・ウツシュナイダー、その後はその娘婿のアレキサンドル・ドゥ・ジェジェール、その息子のポール・ドゥ・ジェジェールは真の経営者で、地方の小さな町を、陶器制作産業の最前線に推進させました。
ちなみにポールの娘エリザは、ショワジー・ル・ロワ窯の最盛期を作り上げたイポリット・ブーランジェーと結婚したそうです。
早い時期からナポレオンに愛用されたこと、戦争の影響でヴィレロイ・ボッホの技術を取り入れたこと、などから発展していったそうです。
19世紀からサルグミンヌ窯 は世界中に、花器、プランター、壁のフレスコ画、暖炉なども提供しました。
こちらは19世紀後半のお品です。
白地のファイアンスのタス(カップ)に、真ん中には茶色で縁取られたイエローのキャレ(正方形)。そのなかにMのようなイニシアルの紋章が飾られ、その背景にはブルーで描かれた枝や葉っぱに、ピンクの釣り鐘型のお花、カンパニュラでしょうか?が描かれています。取っ手は角ばった形で、紋章と同じ茶色とイエローで彩色されていています。ベル・エポック時代の美しいお品です。
たっぷりサイズのデジュネ(朝食、昼食)用カップです。
カフェ・オ・レやショコラ・ショー、スープなどにお使いいただけます。
残念ながらソーサーはありません。
経年なりの多少の変色があります。
直径 11cm 幅 14cm 高さ 7cm 重量 300g
価格は商品代5000円、フランスからの送料4200円になります。