



























こんにちは。
サルグミンヌ窯の子孫であるサルグミンヌ・ヴェッセル(食器の意味)社は1968年にピロブランの技術を開発しました。ディゴワン近郊の採石所から採れるカオランを使用し、1250度で焼成するガラス質のポーセレン(磁器)で、ナイフの通過や、破損、欠けに耐久性があり、スタッキングにも最適化された、ホテルやレストラン、ケータリングなどに使用される業務用の磁器食器です。
19世紀から20世紀後半に最盛期を迎えたフランス(ヨーロッパ)の陶器磁器産業の衰退は、食器洗浄機と電子レンジの台頭と、それに適した耐熱性ガラス食器(パイレックスやデュラレックス)などの普及によるところが大きいそうですが、こちらのシリーズはその頃に開発されたものだと思います。
こちらは白地に縁取りはストライプのレリーフで飾られた磁器に、ブルーで、パリに東部に隣接するヴァンセンヌの森にありますヴァンセンヌ城がモチーフの「メス・オフィシエ(将校の食堂)」と書かれたブラゾン(紋章)が飾られ、その脇にはフォー・ヌフ・ヴァンセンヌ(ヴァンセンヌの新しい砦)と書かれています。
12世紀にルイ7世によって建設が始められたヴァンセンヌ城は、初めはフランス王家の狩猟や休暇用、その後要塞に、現在はフランス陸軍の国防史機関なのだそうです。
フランスでも人気のミリタリー・グッズ、またはエンブレム好きの方にお勧めのプレートです。
デザート・プレートとディナー・プレート1点づつ入荷致しました。
2点セットの販売に致します。
使用した跡は見られますが、2枚とも綺麗な状態です。
デザート 直径 21cm 重量 350g
ディナー 直径 24cm 重量 550g
総重量 900g
価格は2枚セット、商品代6550円、フランスからの送料6350円になります。