















こんにちは。
南仏ニースのすぐ隣の街ヴァロリスでは、16世紀頃からイタリアから移住して来た陶器職人によって、陶器の制作が始まったそうです。
ヴァロリスの耐熱性の粘土は陶器作りに適しているそうです。
最初は調理用器具が制作がされていましたが、20世紀初頭にはアルミやステンレスなど金属製の調理器具が発展してきて、1940年代には陶器の制作は芸術、という別の方向へ進化しました。
それ以前にもアーチストが作品を残していますが、1947年に巨匠ピカソがヴァロリスで陶器の制作を始めたことによって、芸術家や建築家が集まり、ヴァロリスは陶器の中心地になったそうです。カラフルで突飛、ダイナミックな作風が特徴です。
こちらは1960年代くらいのお品ではと思います。
以前に仕入れましたコンポティエ、コルベイユと同じシリーズです。
黒地にパープル、ピンクのグラデーション、3、4種類のグリーンの葉、ルージュ、ゴールドなどでお花がダイナミックに描かれています。大きく開いたペパーミントグリーンの注ぎ口はカラーの花を思い浮かべさせます。取っ手や縁取りはゴールド。南仏の自然を思い出させる様なカラフルで力強く、とてもヴァロリス窯らしいお品です。
こちらはピシェ(水差し)またはヴァーズ(花瓶)です。
食卓に、お花を生けて、またはそのままインテリアとしてお使い頂けます。
取っ手のゴールドが多少はげてしまっています。使用したあとは見られますが、綺麗な状態です。
直径 15cm 幅 22cm 高さ 30cm 重量 1500g
価格はフランスからの送料6350円込みになります。