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こんにちは。19世紀後半のものと思われます、サンタマン窯のデザート・プレートが入荷いたしました。
サンタマンのファイアンス(陶器)はサンタマン、オルシ、ヴァレンシエンヌ、ノード・パ・ド・カレなど、複数の工場で制作されました。フランスの北東部、ベルギー国境沿いのサンタマン・レ・ゾーは、道路網、川と運河、森林があり、ファイアンス工場を建設するのに最適だったそうです。18世紀前半、1705年に最初のファイアンスリー(陶器製作所)が出来てから、隣接するオルシと合併したり、戦争の影響を受けながら、名前を変えてムーラン・デ・ルーになったりしながら1960年代まで陶器の制作が続けられていました。
こちらの刻印の詳しい情報は見つけられなかったのですが、サンタマン・アマージュ・ノールの名前から1896年から1900年くらいのものではないか?と思います。
白地の陶器に、縁にはパニエのようなレリーフ、そこにエアー・スプレーでさわやかなブルー・グリーンのグラデーションの彩色がされています。真ん中にはポショワーとエア・スプレーでしょうか?で紫色のおいしそうなプラムでしょうか?チェリーでしょうか?の実がその葉っぱや枝と共に描かれています。瑞々しい感じが伝わって来ます、写実的なタッチの、でおかわいらしいお皿です。
デザート・プレートになります。ティー・タイムのお供に、食後のデザート用に、またはそのままでも素敵なインテリアになります。
他のバルボティーヌ・プレートに比べて小型で、薄い造りです。
きれいな状態です。
直径 20、5cm 重量 280g
価格はフランスからの送料込みになります。