














こんにちは。20世紀前半のロンシャン窯のスーピエールが入荷致しました。
ロンシャン窯の歴史の情報があちこちでかなり違うのですが、、、
パリから南東約350kmのロンシャンでは19世紀、1867年から陶器の制作が行われていたそうです。前身のポトリー・ド・ブルゴーニュから、その後ロンシャン窯になりました。
1880年から1912年のRCの刻印はロベール・シャルボニエーの時代のものだそうです。
こちらのLの字を長くデザインした刻印は、1912年から1945年までの、ロベール・シャンボニエーの後を継いだ娘婿のゲータン・モワザンの時代のものだそうです。ロベール時代から引き継がれたテーマ、モチーフも制作されたそうです。
またロベールの息子のエドワード・シャルボニエーはサラン窯を買収したそうです。
リュテスというパリの古代ローマ時代の旧名(東京の江戸のような)のモデルです。
アイボリーのファイヤンス地に、グリーンで、カルトゥーシュ柄(渦巻様のモチーフを使って中央に銘、紋章などを押した装飾)がデカルコマニー(転写画)手法で描かれています。蓋の取っ手部分にはならの木でしょうか?アカンサス?の葉のレリーフも見られます。クラッシックで美しいスーピエールです。19世紀のレプリカ柄かもしれません。
本体上部に薄いひびが1本あります。もれはありません。蓋の縁に一カ所小さな欠けがあります。それ以外はきれいな状態です。
直径 24cm 幅 33cm 高さ 23cm 重量 2kg
価格はフランスからの送料9300円込みになります。