














こんにちは。19世紀のものと思われます、ポーセレン・ド・パリのカップ&ソーサーが入荷致しました。
ポーセレン・ド・パリは1829年にドイツ人の陶芸家、ジャン・マーク・クロスによって、当初から磁器に特化して、パリ11区に設立されました。装飾品、食器、時計、宝飾品などを制作していたそうです。
その後クロスの息子、孫と引き継がれますが、1887年にはアキレ・ブロッホの手に渡り、マントルピース、花瓶、陶器の箱、ボンボニエール、胸像、杖の頭、カップ、装飾プレートなどを制作、1945年まで最盛期を迎えたそうです。
現在はフランス北部のパ・ド・カレで、サニタリー製品の制作がされているそうです。
硬質でしっかりとした、真っ白な磁器に、もともとはゴールドの太いラインがカップの上部と、取っ手、高台部分にもほどこされていた様です。全体的にゴールドの装飾の剥げた後があります。
カップ外側と、ソーサー全体に、アカンサスの葉と思われますレリーフが描かれています。細部まで描かれていて、優雅で、繊細、可憐な印象の美しい食器です。磁器ならではの半透明で日に透かした様子もきれいです。
しみ、欠け等はない綺麗な状態です。アンティークならではの風合いを楽しんでいただける方にお勧め致します。
カップ直径10cm 取手付き幅12cm 高さ7cm
ソーサー 直径15、5cm 高さ3cm
総重量 約390g
価格はフランスからの送料約3500円込みの価格になります。