














こんにちは。
19世紀半ば、1850年頃、ナポレオン3世時代の、ポーセレン・ド・パリ窯製と思われます、磁器製のコンポティエ、フルーツかごのご紹介です。
裏面にうっすらとflかfbという刻印があります。
1829年創業、現存するポーセレン・ド・パリは特にポーセレン=磁器の製造を得意とする窯で、現在はバス、トイレ製品を製造しています。
両脇の波打ったリボンモチーフ、3段のアーチ型のかご部分、透明感のある真っ白なポーセレン地、繊細なカーブとレリーフの脚部分も美しいお品です。
真ん中に真鍮と鉄で出来たボルトが入っていまして、かご部分と脚部分を繋いでいます。
かごの部分の一部と、かごと脚の接合部分に釉薬の塗られていない部分がありまして、たぶんゴールドか、他の色のラインが入る予定だったのでは?と思います。
この真っ白な状態を楽しんで頂ける方におすすめです。
上部に一カ所小さなヒビがあります。
また脚の部分に製造時に出来た小さなヒビがあります。
それ以外は大変綺麗な状態で、なかなか出会えないお品と思います。
上部直径22cm 下部直径12cm 高さ20cm
価格は送料6300円込みとなります。
✳︎2021年10月31日値下げ致しました。